妄想と現実と中距離恋愛

大学生の駄文です。

短編

日の出は5:32

4月なのに気温は20度を軽く超え、夏かと思えるような日、スミレはバイト先である小さな居酒屋のバーテンダー仲間、店長、常連さん、合わせて15人くらいで海に来ていた。バーテンダー仲間といっても同年代はゼミやら部活やらで欠席で、20代はスミレ1人だった…

味噌汁の香り

私は歩いている時に、近くの家で香ってくる料理の香りをかぐのが大好きだ。 それでその日の夜ごはんが決まることも少なくない。 月に一度会える恋人、綾人と歩いているときにもよくやるのだが、綾人にはそのことを打ち明けたいない。 あ、今日はこの家芋の子…

就活と中距離恋愛

これは理系学生だった僕が大学院2年生のときの出来事だ。 中距離恋愛をしていた僕と彼女の悠は1ヶ月に一度だけ会っていて、その日もいつものように彼女の家に前日から泊まっていて、僕を送るがてら買い物にいく準備をする彼女を待っていた。「あやちゃんがい…